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タンソンニャットの第3ターミナル、開業準備が本格化

2025年04月17日(木)07時00分 公開
タンソンニャットの第3ターミナル、開業準備が本格化

<写真:znews.vn>

 

タンソンニャット国際空港における第3旅客ターミナル(T3)の開業に向けた準備が進められている。

 

ベトナム航空およびベトジェットは、同ターミナルへの一部便の移行を予定しており、その他の航空会社は引き続き既存の第1ターミナル(T1)を使用する方針である。

 

ベトナム民間航空局はT3ターミナルの運用開始に際し、空港構内での案内標識の追加や利用者への明確な情報提供を義務付けた。

 

試験運用は4月17日より開始され、4月30日および5月1日の連休、さらには2025年の夏季繁忙期を見据えた体制整備が進行中である。

 

T3ターミナルは総投資額11兆ドン(約612億7000万円)を投じて建設された重要プロジェクトであり、ベトナム統一50周年を記念する施設として位置付けられている。

 

運用初期段階では地上スタッフが高齢者、女性、子ども、そして乗継客に対する案内・誘導を重点的に強化する予定である。

 

航空各社にはターミナル変更に関する情報の利用者への周知徹底と、誤って搭乗口を間違えた乗客に対する支援体制の整備が求められている。

 

とりわけT3を利用するベトナム航空およびベトジェットに対しては、広報活動の強化と現場での対応体制の確立が指示されている。

 

なお、4月30日および5月1日の連休期間中は空路需要が急増する見込みであり、ホーチミン市、ダナン市、フーコック市、フエ市などの観光地を中心に、前年同期比21%増となる合計7536便が運航される。

 

ベトナム航空グループ単独でも3200便、61万席を提供する計画が示されている。

 

一部の人気路線では搭乗率が70〜80%に達しており、旧正月並みの高値水準で推移する路線も見られる。

 

ベトナム民間航空局は遅延・欠航の最小化、航空券価格の厳格な管理、天候情報の共有強化を通じて、連休期間中の利用者満足度の維持に努める姿勢を示している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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