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タンソンニャットの新ターミナル、案内不備により混乱発生
2025年05月27日(火)07時00分 公開

<写真:danviet.vn>
ホーチミン市に所在するタンソンニャット国際空港に新設された第3旅客ターミナル(T3)において、案内表示の不備が原因となり、旅客および車両による誤進入が相次いでいる。
17日にベトナム航空が国内線業務を従来の第1旅客ターミナル(T1)からT3へと全面的に移転したことを受け、翌18日には多数の利用者がT1に向かうなどの混乱が生じた。
特に引き続きT1を使用しているベトジェットやパシフィック航空などの利用者が、コードシェア便の表示を誤認し、誤ってT3に到着してしまう事例が報告された。
これにより一部の旅客は本来の出発地へ戻らざるを得ない事態となった。
T3は年間2000万人の旅客を処理可能な規模を誇り、建物は3階が出発ロビー、2階が到着ロビー、1階がタクシーおよびバスの乗降場、地下階が駐車場という構造である。
しかし、運用初期段階において案内標識が十分に整備されておらず、車両が目的階に到達できずに有料ゲートを再通過する事態も確認されている。
これに対し、利用者からは「視認性の高い明確な案内板」や「スマートフォン向けアプリを活用した情報提供」の必要性が指摘された。
駐車場に関しては整備が遅れており、一部エリアでは係員による手動誘導が行われている。
また、地下駐車場やエスカレーターなども未完成の部分があり、これがさらなる混乱を招いているという。
空港当局および航空会社には、利用者への情報提供強化と案内設備の改善が強く求められている。
現時点でT3を使用している航空会社はベトナム航空のみであるため、他社便を利用する旅客に対しては、事前の確認と十分な注意が呼びかけられている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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