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C.Pベトナム委託処理場で病豚、問題の画像は3年前のもの

2025年06月04日(水)07時00分 公開
C.Pベトナム委託処理場で病豚、問題の画像は3年前のもの

<写真:laodong.vn>

 

ベトナム南部ハウザン省当局は、C.Pベトナム社が委託した食肉処理場において病気の豚が確認された件に関して、関係機関による合同調査を実施したと発表した。

 

確認された豚は既に所定の手続きに従い全頭焼却処分されており、市場への流通はなかったとされている。

 

ハウザン省農業・環境局のグエン・ホアン・アイン局長は2日、ソクチャン省からの通報および住民の情報提供を受け、同省内にある2か所の処理施設に対する調査を目的とした合同チームを編成したと明らかにした。

 

調査対象となったのは、フンヒエップ郡の「ヴンガ」施設およびチャウタインA郡の「グエン・ダン・ハウザン」施設である。

 

2つの施設はC.Pベトナム社の委託を受けて食肉処理を行っており、「ヴンガ」施設ではおよそ500頭の豚を保有し、1日に30〜40頭を処理している。

 

同施設の代表者によれば、問題の豚の画像は2022年3月26日に撮影されたものであり、感染や健康上の異常が確認された個体についてはすでに焼却処分済みである。

 

同代表者は製品が市場に流通することはなかったと説明している。

 

また、C.Pベトナム・ハウザン支社の管理責任者も、当該の豚には皮膚病と見られる症状が確認されたが、市場への出荷は行われていない。

 

処理場および獣医当局と協力の上で速やかに焼却処分が実施されたという。

 

調査チームを率いた畜産・獣医・水産局のチン・フン・クオン局長は、本件について重大な伝染病、たとえばアフリカ豚熱などではなく、輸送中のストレスや外傷によって生じた皮膚異常とみられると説明した。

 

また、画像にある豚は市場に出荷される前にすべて処分されており、当該期間中にハウザン省内で重大な伝染病が発生した事実は確認されていないと明言した。

 

一方、ソクチャン省当局は住民からの通報を受け、安全性に懸念のある食品の流通を未然に防ぐため、ハウザン省と連携して本件の状況解明にあたった。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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