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豚肉消費大国ベトナム、24年の消費量は世界4位

2025年04月07日(本日)07時00分 公開
豚肉消費大国ベトナム、24年の消費量は世界4位

<写真:laodong.vn>

 

2024年にベトナムは1人当たりの豚肉消費量において世界第4位に位置づけられた。ベトナム農業・環境省傘下の畜産・獣医局の発表によれば、同年の1人当たり豚肉消費量は枝肉換算で約37kgに達した。

 

豚の飼育頭数は2020年から2024年にかけて約700万頭増加し、2024年末にはおよそ3200万頭に達している。

 

生産体制にも変化が見られ、農家による小規模飼育の割合が30%に減少する一方で、プロフェッショナルおよび農場による飼育が70%を占める体制へと移行している。

 

米国農務省の統計によると、ベトナムは2021年から2023年にかけて豚肉の生産量で世界第6位を維持していたが、2024年には約520万トンを生産し、世界全体の4.3%を占めるまでに成長した。

 

価格面では2024年の豚の出荷価格は最高で1kgあたり6万7700ドン(約400円)を記録した。

 

その後、2025年第1四半期には旧正月に伴う需要の増加により、一時的に8万ドン(約472円)を超える水準まで上昇したが、以降は下落に転じ、3月末時点での全国平均は6万9000ドン(約407円)となっている。

 

今後について、畜産・獣医局は2025年から2026年にかけて消費者の嗜好が鶏肉など他の肉類へと移行する可能性を指摘している。

 

環境負荷が少なく価格競争力のある家禽肉の人気が高まることで、豚肉産業への影響が避けられないという。

 

また、養豚分野においては、持続可能な生産を実現するために技術革新が不可欠であるとの認識が示されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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