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ベトナム株式市場急落、その背景と今後の展望
2025年07月31日(昨日)07時00分 公開

<写真:vneconomy.vn>
29日の取引において、ベトナム株式市場の代表指数であるVN-Indexは前日比64ポイント(4.11%)安の1,493.41で取引を終え、アジア市場の中で最大の下落率を記録した。
取引額は過去最高水準に達したが、統計データには一部差異が見られた。
市場急落の主因は為替市場の変動である。米ドル/ベトナムドン(USD/VND)の為替レートが過去最高値を更新し、外国資金の流入が鈍化した。
国内投資家も利益確定を優先する姿勢を強め、売りが膨らんだ。
さらに、インターバンク金利の上昇によって証券会社の信用取引余力が縮小し、特に不動産株や証券関連株を中心に売り圧力が一段と強まった。
株価指数は過去10年平均の株価収益率(P/E)水準に達し、過熱感が意識されている。
専門家は今回の下落を上昇局面における調整と位置づけ、短期的には1,450~1,460ポイントで下げ止まる可能性があるとしながらも、売り圧力が続けば1,380ポイントまでの下落リスクが残ると指摘している。
今後の展開については、市場調整は短期間で終息し再び上昇基調に戻る可能性が高いとの見方が有力である。
証券会社は投資家に対し、ポジションを40~50%程度に抑え、レバレッジ取引を縮小するように助言している。
明確な底値が形成されるまで、早期の押し目買いは避けるべきとの警戒感が市場に共有されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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