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ダナンでアフリカ豚熱拡大、ワクチン接種義務化を提案

2025年08月11日(本日)07時00分 公開
ダナンでアフリカ豚熱拡大、ワクチン接種義務化を提案

<写真:nguoiquansat.vn>

 

ベトナム中部のダナン市で、アフリカ豚熱(ASF)の感染が市内94のコミューンおよび区のうち52地域に拡大しており、同市当局が政府に対してワクチン接種の義務化を提案した。

 

これは、8月7日に開催された農業環境省の中部地域視察団との会合において、ダナン市人民委員会のチャン・ナム・フン副委員長が明らかにしたものである。

 

ダナン市の報告によれば、ASFは急速に拡大しており、これまでに1万1000頭以上、総重量約68.6トンの豚が処分された。

 

とりわけ、小規模かつ分散型の養豚業が大半を占める現状が感染拡大の一因とされており、防疫管理の困難さが指摘されている。

 

ダナン市では、2019年に初めてASFが発生して以降、継続的に感染が確認されている。

 

現在、ASFワクチンは生後4週以上の豚に対して使用が許可されているが、同疾病は依然として「ワクチン接種義務対象の危険な伝染病」としての法的な位置付けがなされていない。

 

フン副委員長は「1〜2年周期で再発しており、予防が最も重要である」と述べ、ASFを法定伝染病に加えるべきであると訴えた。

 

一方で、農業環境省のフン・ドゥク・ティエン次官は、ASFの再流行が豚肉価格の高騰を引き起こし、消費者物価指数(CPI)や農業全体の成長に深刻な影響を及ぼす可能性があると警告した。

 

過去には豚肉価格が1kgあたり10万5000ドン(約590円)にまで上昇し、その回復には2年を要した事例もあると述べ、早急な対策の必要性を強調した。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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