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止まらないアフリカ豚熱の拡大、7月だけで7.3万頭超を殺処分
2025年08月06日(本日)07時00分 公開

<写真:vtcnews.vn>
ベトナム農業・環境省の最新報告によれば、2025年7月の1か月間にアフリカ豚熱(ASF)の感染が急拡大し、全国29省市で計571件の発生が確認された。
この影響により、7万3488頭の豚が死亡または殺処分され、前月比8.4倍の急増となった。2025年に入って最も多い発生件数である。
1~7月の累計では、33省市の724コミューンで978件の発生があり、10万2755頭が失われた。前年同期比では5万3738頭増の53.3%増加と大幅な悪化を示している。
感染拡大は主に小規模養豚農家で発生しており、1件あたり平均50~60頭が被害を受けている。
多くの農家でワクチン接種が行われず、一部では政府からの補償に頼る傾向が見られる。
一方、大規模農場では予防接種やバイオセキュリティ対策が徹底され、感染例は報告されていない。
一部の農家が感染を隠し、病豚を早売りしたり死骸を不法投棄したりする行為が、感染拡大防止の妨げとなり事態を悪化させている。
農業・環境省は今後、関連法規の見直しやウイルス変異の遺伝子解析を通じた早期警戒体制の強化を進める方針である。
さらに、国際基準(WOAH)に準拠した「疾病清浄地域」の構築を支援し、動物および畜産品の輸出促進を目指すとしている。
一方、家禽業界は感染症管理が比較的安定しており、7月末時点で全国の家禽飼育数は前年比3.9%増、豚は2.1%増と推計されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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