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ハノイ不法ポーカー賭博事件、日本人含む63人有罪

<写真:kienthuc.net.vn>
ハノイ市人民裁判所は8月15日、Lucas Palaceクラブで発生した不法賭博事件に関連し、63人に対する有罪判決を言い渡した。
被告には日本、韓国、中国、台湾の国籍を有する5人の外国人も含まれており、一部には国外退去処分も科された。
事件の首謀者とされたのは、ハノイ市在住のチャン・スアン・ミン(35)およびダオ・アイン・ズン(33)であり、2人には賭博組織罪により懲役6年と罰金5000万ドン(約28万円)が言い渡された。
2人は同クラブ内のVIPルームにおいて、外国人を含むプレイヤーを相手にポーカー賭博を組織し、不正な利益を得ていたとされる。
そのほか、賭博組織罪で20人が懲役2年から4年の刑を受け、一部には執行猶予が付された。
賭博罪では41人が有罪となり、最も軽いケースで懲役20カ月執行猶予、重いケースで懲役3年の実刑が下された。
外国籍の被告である日本籍のハラダ・ナオト、韓国籍のキム・ビョンチョルおよびリム・ドンフン、中国籍のリー・イーチェン、台湾籍のトン・ツーシアンの5人には、懲役2年から3年6カ月の実刑判決が下され、服役終了後に国外退去が命じられた。
事件は2023年10月15日、捜査当局がLucas Palaceクラブを摘発したことにより発覚した。
クラブは表向きには会費制の娯楽施設として運営されていたが、実際には現金チップを用いた賭博場として機能しており、摘発時にはVIPルーム内でベトナム人および外国人による現金賭博の現場が確認された。
同クラブは2022年3月以降、SNSを通じて外国人客を含むプレイヤーの集客を行っており、勝者からは「手数料」として5%を徴収していた。
首謀者であるミンおよびズンは、それぞれ4億ドン(約224万円)を超える不正収益を得ており、グループ全体の違法収益は約28億ドン(約1568万円)にのぼると認定された。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。