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26年テトの国内航空券、早期販売も既に価格は高騰
2025年09月16日(火)07時00分 公開

<写真:quangngaitv.vn>
ベトナムの航空各社は、2026年の旧正月(テト)に向けて約600万枚の航空券をすでに販売開始している。
出発期間は2026年2月2日から3月3日までであり、例年通りホーチミン市とハノイ市、ダナン市をはじめとする地方都市を結ぶ路線が中心である。
販売初期の段階から多くの路線において前年よりも高めの価格設定がなされており、利用者の間では戸惑いの声が広がっている。
特にホーチミン市〜ハノイ市間においては、LCCのベトジェットでさえ最安値が310万ドン(約1万7375円)を超えており、大手のベトナム航空では386万ドン(約2万1644円)に達している。
さらに、ダナン市、クイニョン市、タインホア市といった人気地方都市への便においても、価格の上昇が顕著である。
航空各社は、価格の高騰について、テト期間中における極端な需給ギャップと燃料費の上昇、さらにはテト特有の「片道集中現象(一方向への乗客集中)」を主な要因として挙げている。
このような背景から、ピーク時の料金は高止まりし、割安なプロモーション価格の設定は限定的となっている。
一方で、航空券の供給自体にはまだ余裕があり、航空会社の公式ウェブサイトでは、主要な時間帯の便でも多くの空席が確認されているという。
ベトナム航空グループは夜間および早朝便を中心に便数の増便を計画しており、混雑の緩和と運航効率の最適化を図る方針である。
各社は利用者に対し、テト休暇の予定が決まり次第、可能な限り早期に航空券を購入するように呼びかけている。
直前の購入では希望する時間帯の便が取りづらくなる可能性があるうえ、さらなる価格上昇も予想されるためである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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