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ミシュラン仏人シェフ推奨、ダナンで外せない絶品グルメ
<写真:baomoi.com>
フランス出身の料理人オリヴィエ・コルティ氏が、ベトナム中部の都市ダナンに滞在する観光客に向けて、ぜひ味わってほしいベトナム料理を紹介し、食のガイド役を果たしている。
リヨン出身のコルティ氏は、ダナンにあるミシュラン・セレクテッドのフランス料理レストランにおいて、シェフ兼共同経営者を務めている。
約10年間の現地生活を通じて地元の食材や屋台文化に精通し、国内外のグルメメディアでもたびたび取り上げられてきた人物である。
コルティ氏が最初に挙げたのは「ミークアン(mì Quảng)」である。
クアンナム省発祥のこの麺料理は、ターメリックを効かせた少量のスープに、エビや豚肉、鶏肉などのトッピングが添えられ、香草、ゆで卵、ピーナッツが一体となって味の奥行きを生む。
おすすめの店として、ハン川沿いにある「ミークアン・コーサウ(Mì Quảng Cô Sáu)」が紹介されている。
続いて、新鮮な海産物の魅力に触れている。
ダナンにはストリートフード文化が根付いており、毎朝漁船から仕入れた魚介を炭火で焼き上げる「ハイサン・チャウソン1(Hải sản Châu Sơn 1)」では素朴な味わいが楽しめる。
また、「バーロー(Bà Rô)」ではチリソースのカニやバター焼きの牡蠣など、多彩な海鮮料理が提供されている。
「モック(Quán Mộc)」は冷房完備の高級レストランで、ロブスターや刺身といった上質な一皿を味わうことが可能である。
ベトナム風お好み焼きである「バインセオ(Bánh xèo)」も欠かせない。米粉とターメリックを用いた生地にエビや鶏肉を包み、香ばしく焼き上げた一品である。
「バインセオ・バーズオン(Bánh xèo Bà Dưỡng)」では、香草やライスペーパーとともに巻いて食べるフエ風つくね「ネムルイ(nem lụi Huế)」も提供されており、地元らしいスタイルで味わえる。
朝食には定番の「フォー(phở)」ではなく、地元の人々に倣って「ブンチャーカー(Bún chả cá)」や「バインカン(bánh canh)」が勧められている。
魚や豚骨をベースとしたスープに、かまぼこ、エビ、揚げパンなどが加わる滋味深い一杯である。
洋風の選択肢としては「ボーネー(bò né)」もあり、ベトナム式ステーキに目玉焼きや野菜、パンを添えて、多様なソースで味わうスタイルが紹介されている。
さらに、国際色豊かな食の選択肢として、韓国料理は「ベテラン・レストラン(Veteran Restaurant)」、日本料理は「渚」が挙げられており、いずれも落ち着いた空間で本格的な味を楽しめるという。
コルティ氏は「ダナンの食文化は急速に発展しており、驚きと多様性に満ちている」と評価している。
ダナンは単なる観光地にとどまらず、食の探求を楽しむことが可能な魅力的な都市である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。