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禁止化学物質を使用したもやし、約500kgが市場に流通か
2025年09月29日(月)07時00分 公開

<写真:tienphong.vn>
ベトナム中部ハティン省において、禁止された化学物質を使用してもやしを製造・販売していた業者が摘発された。
問題の業者は、これまでに約500kgのもやしを市場へ出荷していたとみられている。
9月21日午前9時頃、ハティン省警察の経済・汚職・環境犯罪対策部門が、フースアン市にあるクアック・ティ・チャン・トゥエット容疑者のもやし製造施設に対し、立ち入り調査を実施した。
調査の結果、数十個のアルミ容器内には「ヌオックケオ(水飴)」と称される液体に浸されたもやしが保管されていた。
この液体の正体は、植物の発育促進に用いられる「6-ベンジルアミノプリン(6-BAP)」という化学物質である。
6-BAPは植物ホルモンの一種であるが、ベトナム国内では食品生産への使用が禁止されている。
トゥエット容疑者は、同化学物質をインターネットで購入し、もやしの成長を早める目的で使用していたと供述している。
これにより、もやしは3〜5日で白く太く、根のない見栄えの良い状態に成長し、地元の市場や飲食店などへ出荷されていたという。
ハティン省の農業および環境関連部門と連携した調査によれば、当該施設からこれまでに約500kgのもやしが出荷されたと推定されている。
なお、6-ベンジルアミノプリンは長期間の摂取や接触によって人体に有害な影響を及ぼすおそれがあり、重篤な場合には肺線維症や死亡などの深刻な健康被害を引き起こす可能性があるとされる。
現在、警察当局は本件に関する法的手続きを進めており、トゥエット容疑者に対する処分を検討中である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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