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南シナ海で台風発生の可能性、北部は寒気の影響で週末に冷え込み

2025年10月16日(本日)07時00分 公開
南シナ海で台風発生の可能性、北部は寒気の影響で週末に冷え込み

<写真:thanhnien.vn>

 

ベトナム国家水文気象予報センターは14日、今後10日間の自然災害に関する予測を発表した。

 

これによれば、南シナ海では台風が発生する可能性があり、ベトナム北部では寒気の影響による冷え込みが予想されている。

 

現在、フィリピン東方沖に位置する低気圧が、16日から17日にかけて熱帯低気圧へと発達し、その後台風に変化して南シナ海北東部へ進む可能性があるとされる。

 

一方、18日夜以降には、北部が今季初となる寒気(北東季節風)の影響を受ける見通しであり、寒気は20日から21日にかけてさらに強まると予測されている。

 

これにより、夜間や早朝の気温が大きく下がり、とりわけ山岳地帯では厳しい寒さとなる見込みである。

 

寒気の南下に伴い、中部のハティン省からクアンガイ省にかけては、19日から22日にかけて中程度から激しい雨が降り、局地的には雷雨が発生する可能性もある。

 

予報センターは、これらの気象現象について最新の観測データに基づいて継続的に監視と情報更新を行う必要があるとしており、国民に対しては気象警報や予報を定期的に確認し、事前の備えを怠らないように呼びかけている。

 

また、同センターによれば、10月11日から11月10日の期間中に南シナ海では2〜3個の台風または熱帯低気圧が発生し、そのうち1〜2個がベトナム本土に影響を及ぼす可能性があるとされる。

 

これは平年の平均を上回る傾向である。

 

なお、2025年に入ってから南シナ海ではすでに11個の台風と4個の熱帯低気圧が発生しており、そのうち6つがベトナムに直接または間接的な影響を与えている。

 

特に9月以降の1か月間には、台風ミートク、ラガサ、ブアローイ、マットゥモの4つが連続して発生した。

 

このうちブアローイとマットゥモは北部および北中部において広範囲の豪雨と洪水を引き起こし、大きな被害をもたらした。

 

今後も引き続き、気象の動向に注意を払う必要がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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