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東欧からの観光客増加、ベトナムの主要5都市が注目の的に

2025年10月24日(本日)07時00分 公開
東欧からの観光客増加、ベトナムの主要5都市が注目の的に

<写真:voh.com.vn>

 

近年、東欧諸国からベトナムへの観光需要が顕著に拡大しており、なかでもフーコック、ハノイ、ホーチミン、ダナン、ニャチャンの5都市に注目が集まっている。

 

旅行予約サイトAgodaの調査によれば、8月15日から9月30日までの期間におけるベトナム国内の宿泊施設検索件数は、前年同期比で59%の増加を記録した。

 

この増加の背景には、8月15日から施行された新たな査証免除政策がある。

 

新制度により、スロベニア、ポーランド、ブルガリア、ルーマニア、スロバキアを含む12の欧州諸国の国民が、ベトナムをより簡便に訪問可能となった。

 

検索件数の伸び率はスロベニアが77%、ポーランド74%、ブルガリア72%、ルーマニア69%、スロバキア61%と高く、東欧市場からの関心の高まりを裏付けている。

 

とりわけ検索数の伸びが最も顕著であったのはフーコック島であり、前年同時期比113%増という大幅な上昇を見せた。

 

同島にはロシアからの直行便も再開されており、9月には約220人のロシア人観光客が到着している。

 

さらに、1月から9月までのロシア人来島者数は約5万2000人に達しており、年末にかけてさらなる増加が見込まれている。

 

その他の都市では、ハノイが77%、商業の中心地であるホーチミンが56%の増加を示し、上位3都市にランクインした。

 

中部の海浜都市であるダナンとニャチャンも、それぞれ36%、35%の伸びを記録しており、観光地としての存在感を高めている。

 

ベトナム統計総局の発表によると、1月から9月までの欧州からの渡航者数は前年同期比で約35%増加し、第3四半期単独では約56万8000人を記録した。

 

この数値は前期比で38%、前年同期比では60%の増加に相当し、東欧を含む欧州市場からの関心が急速に高まっていることを示している。

 

Agodaベトナム代表のブー・ゴック・ラム氏は「入国手続きの簡素化とアクセスの改善が、欧州およびその他の遠隔地市場からの観光客の増加を後押ししている」との見解を示した。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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