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イオンタンフーに巨大ガンダム、ガンプラ世界大会連動イベント開催

2025年10月27日(昨日)07時00分 公開
イオンタンフーに巨大ガンダム、ガンプラ世界大会連動イベント開催

<写真:tbngaynay.com>

 

10月22日から11月2日にかけて、ホーチミン市のイオンモール・タンフーにおいて、第13回「ガンプラ/ガンダム・ビルダーズ・ワールドカップ(GBWC)」と連動したホビー展示会が盛大に開催されている。

 

会場の中心には最新アニメに登場した戦闘装甲体「ガンダム GQuuuuuuX」の巨大モニュメントが設置され、全国から集結した模型ファンたちが各自の作品を披露し、展示や競技を楽しんでいる。

 

開場直後から展示エリアは多くの来場者で賑わい、丹念に彩色・加工が施されたガンプラ作品に注目が集まった。出展者たちは審査に備え、作品の組み立てや設営に余念がない。

 

主催のGo Go Entertainment代表によれば、今回は全国各地から数百点の作品がオフラインで応募され、数千kmを移動してホーチミン市に足を運んだ参加者もいたという。週末を待たずして、すでに数千人の来場があったと報告されている。

 

同代表は「これはベトナム市場にとって非常に有意義な成果である。今後もガンプラやGBWCのような大会が盛り上がりを見せれば、ベトナム国内にガンダムベースが設立される可能性は十分にある」と語った。

 

2025年に初めて設けられたU-20部門に出展したグエン・ジャー・キエム氏は「材料から塗装に至るまで約1000万ドン(約5万7300円)を投入した。締切の2か月前から急ピッチで制作を進め、今年はトップ1を目指している」と意気込みを見せた。

 

また、2024年も出展したヴィン氏は「2025年の作品群は、昨年と比べて規模も投資額も一段とレベルアップしている。私自身、制作に6か月を費やした」と述べている。

 

GBWCは2011年にバンダイ スピリッツによって創設された、ガンプラ制作における世界最大規模の大会であり、各国予選を勝ち抜いたビルダーが世界決勝へと進出する。

 

2025年大会では「OVER-21(21歳以上)」「U-20(16〜20歳)」「U-14(6〜14歳)」の3部門が設定されている。ベトナム代表チャンピオンは、日本、アメリカ、中国といった模型強豪国のビルダーたちと国際決戦の舞台で競う機会を得る。

 

会場内では競技だけではなく、来場者がガンダム、ポケモン、ワンピースなどの模型の組立体験ができるブースも設置されており、年に数回しか発売されない限定グッズに触れることも可能である。

 

さらに、会期中は毎日、初心者向けの入門キットが数百セット無料配布されており、新たなファン層の参加を促す工夫が凝らされている。

 

近年、ガンプラをはじめとした日本文化の影響力はベトナムで急速に拡大しており、過去10年の間にアニメやマンガは若年層にとって日常の一部として定着した。これに伴い、関連する模型やフィギュアの収集趣味も根付いてきている。

 

今回のGBWCホーチミン会場は、単なる技術競技の場にとどまらず、模型を通じて想像力と情熱を表現する場となっており、ベトナムにおける模型文化の成熟度を象徴するものとなっている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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