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Mixueが初の不採算店削減、運営効率化で利益大幅増
2025年11月24日(月)07時00分 公開
<写真:znews.vn>
中国発の大手F&B(飲食)チェーン「Mixue(ミーシュー)」が、ベトナム市場において初めて不採算店舗の削減に踏み切った。
2025年上半期において同社は、ベトナムおよびインドネシアで一部店舗を閉鎖し、既存店の運営効率の最適化を進めた。
その結果、純利益は前年同期比44.1%増の約102億元(約2261億円)に達した。
Mixueはレモネードやアイスクリーム、タピオカミルクティーなどの低価格商品で知られ、2024年末時点で中国国外に4700店舗以上を展開している。
今回の閉店措置により、国外の店舗数は約162店舗減少した。
国別の具体的な閉店数は公表されていないが、同社幹部によれば、閉鎖の対象は業績が振るわない店舗であり、一部は立地を見直して移転を実施した。
その結果、移転後に日商が50%以上増加した事例も報告されている。
ベトナム市場には2018年に進出し、2024年9月末時点で1304店舗を展開している。
これは中国、インドネシアに次ぐ海外第3位の規模にあたる。
2023年の売上高は約1兆2600億ドン(約74億円)で前年比2.6倍、税引後利益も約2040億ドン(約12億円)と3倍に増加し、同国における最大のF&Bチェーンとしての地位を確立している。
一方で、ベトナム全体のF&B市場は淘汰の段階に入っている。
2025年6月末時点での店舗数は約29万9900店となり、前年から7.1%減少した。
特にハノイ市およびホーチミン市ではそれぞれ11%以上の減少が見られた。
業界関係者は、今後の持続的成長に向けて、競争激化やコスト上昇といった課題への対応が鍵になると指摘している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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