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ロンタイン国際空港、19日に初の公式便運航
<写真:thuonghieucongluan.com.vn>
ベトナム南部ドンナイ省で建設が進められているロンタイン国際空港が、12月19日に初の公式便を迎える予定であることが明らかとなった。
ファム・ミン・チン首相は12月14日に現地を視察し、各関係機関に対して運航開始に向けた最終準備を急ぐように指示を出した。
ロンタイン空港は、総投資額約110兆ドン(約6500億円)を投じて2020年に着工された国家的インフラプロジェクトであり、2026年前半の商業運用開始を目標としている。
現在、第一期工事の一環として滑走路、旅客ターミナル、管制塔といった主要施設がほぼ完成している。
政府の報告によれば、旅客ターミナルや滑走路をはじめとする中枢施設に加え、電力、通信、給水、燃料供給といった関連インフラの整備が進み、航空管制設備の設置も最終段階に入っている。
19日の公式便運航に向けては、約1000人規模の作業員が追加投入されているという。
空港へのアクセス路として建設が進められているビエンホア〜ブンタウ高速道路も急ピッチで整備されており、全長約53.7kmのうち、ホーチミン市を通過する第3区間の19.5kmはすでに技術的開通を果たしている。
他の接続道路に関しても、完工率は99%に達している状況である。
チン首相は関係省庁に対し、安全・セキュリティ対策の徹底、燃料供給設備の建設許可手続きの迅速化、設計審査の早期完了を求めた。
また、民間航空会社や建設業者に対しては、工事の完了、施設の清掃、竣工登録の迅速な実施を要請している。
ロンタイン国際空港は、ハノイ市のノイバイ国際空港、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港に続く、ベトナムにおける新たな国際航空ハブとして位置づけられており、地域経済や国際物流の発展において重要な役割を果たすことが期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。