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ロンタイン空港の初期運用、VN航空が柔軟な制度設計を要望
2025年10月17日(本日)07時00分 公開

<写真:thanhnien.vn>
ベトナム航空は、ロンタイン国際空港の運用開始初期において、航空会社が自主的かつ柔軟に運航計画を調整できる制度の導入を政府に求めた。
これは、限られた運航資源を有効に配分し、国際線乗り継ぎ便の利便性を維持することを目的としている。
政府は、ロンタイン国際空港と既存のタンソンニャット国際空港の併存運用を前提とし、ロンタインが国際便の80%と国内便の10%、残りをタンソンニャットが担うという配分案を示している。
ベトナム航空はこの基本的な方針には同意する一方で、すべての国際線を一斉に移管することには慎重な立場を取っている。
その背景には、同社および他の国内航空会社が保有するAirbus A321型機のエンジンリコールによる運航制限や、世界的な航空機整備・修理におけるサプライチェーンの混乱といった課題がある。
仮に、1000km以上のすべての国際線を即座にロンタインへ移管する場合、運航スケジュールを維持するには約5機分の追加機材が必要と見込まれており、航空会社の負担が大きくなる。
このような状況を踏まえ、ベトナム航空は一定の猶予期間を設けた段階的な移行スケジュールの導入を提案している。
具体的には、米州、欧州、豪州といった長距離・大陸横断路線については即時にロンタインへ移管する一方、アジア域内の中短距離路線については段階的な移行とする方針である。
同社はこのアプローチにより、ロンタイン空港を東南アジアの乗り継ぎ拠点とするという国家目標を支えつつ、既存空港とのバランスある運用や航空会社の利益確保との両立が可能であると主張している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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