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ロンタイン空港への段階的移行計画、国際線・国内線の機能分担を明確化

2025年10月01日(本日)07時00分 公開
ロンタイン空港への段階的移行計画、国際線・国内線の機能分担を明確化

<写真:nhandan.vn>

 

ベトナム民間航空局(CAAV)は、2026年に部分開港を予定するロンタイン国際空港と、現在稼働中のタンソンニャット国際空港に関して、段階的な運用移行計画を発表した。

 

この計画は2025年から2030年までを第1段階、2030年以降を第2段階とする2段階構成である。

 

第1段階においては、ロンタイン国際空港を国際線の主要拠点とするため、段階的にその機能を強化する。

 

一方で、タンソンニャット国際空港は国内線中心の運用を維持する方針である。

 

具体的には、2026年6月から10月にかけて、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア方面への国際線やチャーター便、新規就航便については、ロンタイン国際空港での運航が推奨される。

 

ただし、既存の国際線ルートについては、当面の間、引き続きタンソンニャット国際空港で運用される。

 

2027年以降には、東南アジア方面の国際線も順次ロンタイン国際空港へ移行される予定であり、同空港は国際線の主要ハブとしての役割を担うことになる。

 

さらに2028年からは、飛行距離1000km未満の短距離国際便を除き、すべての国際線がロンタイン国際空港で運用される見通しである。

 

国内線については、引き続きタンソンニャット国際空港が主たる運用拠点となり、ロンタイン国際空港は旅客需要の状況に応じた補完的な位置付けにとどまる。

 

2030年以降には道路や鉄道といった交通インフラの整備が進むことを前提として、ロンタイン国際空港を南部ベトナムにおける航空、物流、都市機能が統合された中核的空港と位置づけ、全定期国際線の運航を担わせる方針である。

 

これに対し、タンソンニャット国際空港は引き続き国内線および一部不定期の国際便を取り扱う。

 

CAAVはロンタイン国際空港への移行が円滑に進むよう、関連インフラ整備の加速を求めるとともに、航空会社向けの料金および制度面での優遇措置を政府に要請している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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