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公開4日の『アバター3』が1000億ドン突破、過去最速級の快挙
<写真:dantri.com.vn>
ジェームズ・キャメロン監督によるシリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(アバター3)』が、ベトナム国内での公開からわずか4日間で興行収入1000億ドン(約5億9000万円)を突破した。
この記録は、2022年の前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が6日間で同額に到達した実績を上回るペースであり、極めて異例の速さである。
この快挙により、『アバター3』は2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』と並び、ベトナム市場において1000億ドン(約5億9000万円)を最速級で達成した外国映画となった。
なお、『エンドゲーム』は公開から4日間で1120億ドン(約6億6080万円)を記録しているが、当時の興行収入データには精度面での課題があったとされる。
現在、ベトナムにおける外国映画の歴代興行収入記録では、『アバター2』が2850億ドン(約16億8150万円)で首位である。
これに『エンドゲーム』が2790億ドン(約16億4610万円)、韓国映画『破墓』が2130億ドン(約12億5670万円)、ディズニーアニメ『ズートピア2』が2010億ドン(約11億8590万円)と続いている。
『アバター3』は現在、IMAXを中心にベトナム全土で1日あたり4200回以上の上映を行っており、スクリーンの前列席まで満席となるなど、劇場は連日盛況である。
観客の間では「IMAXで観なければ意味がない」との声が広がっており、作品への関心と鑑賞意欲をさらに高めている。
年末年始(12月31日~1月1日)には、ベトナム映画『血の楽園』および『誰が誰を愛するか』の公開が予定されているが、それまでは『アバター3』が国内の上映枠を独占する見通しである。
今後の動向次第では、本作が『アバター2』の興行記録を更新し、ベトナム史上最もヒットした外国映画となる可能性が高い。
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