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2025年に話題となった新感覚グルメ、伝統の現代的アレンジが鍵
<写真:thanhnien.vn>
2025年のベトナムでは、伝統料理に現代的なアレンジを加えた新感覚グルメが続々と登場し、特に若者層を中心に大きな注目を集めた。以下に、同年を代表するトレンドを紹介する。
中部地方発祥とされる「空芯菜巻きイカ」は、5月頃に動画投稿サイトを通じて爆発的に拡散された。
蒸したイカを生の空芯菜や青マンゴー、黒ごま入りのライスペーパーで巻き、魚醤ベースのタレとともに味わうスタイルが特徴である。
一方で、生野菜の使用に起因する衛生面への懸念も一部で指摘された。
夏季に人気を博したのは「ライチ入りクックバック(寒天ミルクゼリー)」である。
北部の特産品であるライチと、南部で親しまれてきたデザートが融合し、爽やかな甘味と軽やかな食感で広く支持された。
ホーチミン市では「カニソースバインミー」が若年層を中心にブームとなった。
パンに肉、カニ、うずら卵などを挟み、濃厚なカニ味噌ソースをかけた一品であり、味の濃さや脂っこさについては賛否が分かれた。
一方で「チーズサンダルパン」と呼ばれるユニークな菓子パンも話題となった。
チーズを中心にさまざまな具材を詰めたこのパンは、一日1500個以上を売り上げる店舗も現れるなど、人気を集めた。
飲料分野では「もち米入りミルクティー」が秋に登場した。
ハノイの秋の味覚として知られる「コム(青もち米)」を用いたトッピングのもちもちとした食感が話題を呼び、各地の店舗で販売されるようになった。
また、10月には「アフォガートコーヒー」がSNS上で再び注目され、全国のカフェで提供が急増した。
ロブスタ種の豆や卵入りコーヒーを用いるなど、ローカルスタイルにアレンジされた点が特徴である。
さらに「Douyin(中国版TikTok)風ティラミス」も若者の注目を集めた。
フルーツやクリームを幾層にも重ねた大型ティラミスは、その華やかな見た目から「映えるスイーツ」として屋台などで販売され、写真映えを求める層に支持された。
これらのグルメの中には一時的なブームで終わったものもあるが、多くは今後もベトナムの食文化に継続的な影響を与える可能性が高いと考えられる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。