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7万人収容の国家級スポーツ複合施設、ホーチミンで建設が始動
<写真:laodong.vn>
ホーチミン市は収容人数7万人規模のスタジアムを中核とする国家級スポーツ複合施設「ラックチエック国立スポーツコンプレックス」の建設に着手した。
建設地はトゥードゥック市ビンチュン街区に位置する総面積186haで、総投資額は145兆ドン(約8700億円)を超える、国際的なスポーツおよび文化イベントの開催を視野に入れた大規模な国家プロジェクトである。
中心施設となるスタジアムは24haの敷地に建設され、屋根付きで音響遮断機能や冷暖房を備えた開閉式構造とされており、スポーツ大会のみならず大規模なコンサートや各種イベントにも対応可能な多目的設計となっている。
この他にも、1万8000席規模の多目的アリーナ、水泳施設、テニスコート、総合スポーツ施設、医療機関、展示・会議場、広場、緑地帯などが併設される予定であり、都市機能との調和を図った複合的空間の創出が計画されている。
本事業は官民連携(PPP)によるBT(建設・引渡し)方式により進められ、Sun Group傘下のマッチョイ・ブンタウ社が出資および建設を担当する。
通常8年を要すると見込まれる工期については、ホーチミン市と連携し、約5年への短縮を目指している。
ホーチミン市のグエン・ロック・ハー第一副委員長は、本プロジェクトを第14回共産党全国大会を記念する重点インフラ4事業の1つと位置づけている。
また「本施設はスポーツにとどまらず、文化および公共サービスを内包した多機能施設として、都市文化産業の発展にも資する」と述べた。
同施設の構想は1994年に始まり、交通の要衝であるマイチート通り、ボーグエンザップ通り、ホーチミン〜ロンタイン〜ダウザイ高速道路の交差点付近に位置している。
しかし、資金調達や制度上の制約により、30年以上にわたって実現が停滞していた。
現在、ホーチミン市は1400万人を超える人口を抱えるメガシティであるが、老朽化したトンニャット・スタジアムや小規模なフートー・スポーツセンターといった施設しか存在せず、相応のスポーツインフラが不足している状況にある。
今回の新施設はその課題を解消し、地域および国家レベルにおけるスポーツ・文化の新たな拠点となることが期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。