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ベトナム人学生、視覚障害者が点字無しで文字を読む装置を制作
4人のベトナム人学生によって結成されたグループは、視覚障害者のために「テキスト読み上げ装置」を設計し、ベトナム国外で開催されたテクノロジーコンテストにおいて表彰された。
ダナンにある科学技術大学に通う、Nguyen Thai Hoangさん、Nguyen Khanh Trinhさん、Ta Sinh Phuc さん、Bui Le Datさんの4人は「フィンガー・リーダー(指読み装置)」を作った。この発明はとても実用的であり、アリゾナ州立大学とアマゾン・ドットコムの共同で主催されたASU/AWS EduHackathon 2017において優勝した。
この装置のデザインはとてもシンプルで、アマゾンのウェブサービスによって作られたクラウドコンピューティングに基づいて作られている。また、構成要素は「カメラ」「処理装置」「スピーカー」の3つだけだ。
指に装置を付けたユーザーが文章の上で手を動かして、ボタンを押すと、カメラが文字の形を捉える。そして、その画像がデジタルの文章に変換されて、処理装置へ送られる。この情報はヘッドフォンでも再生可能だ。
この装置があれば、視覚障害者は点字が無くても、本や新聞などあらゆるタイプの書物を読むことができるようになる。
学生メンバーの一人であるHoangさんはこう述べている。「私が知っている限り、多くの人々が視覚障害者に対して点字を教える製品を作ってきた。しかし新聞や本のほとんどは点字に対応しておらず、視覚障害者たちはそれを読むことができない。結果、視覚障害者の人たちは不利な立場に置かれてしまっているのだ。」
また、装置を作る上での苦労については、「私たちの専攻はオートメーション学だったため、プログラミングをすることが一番の困難であった。また、私たちは何度も模擬指を作らなければならず、それもたくさんの時間と努力を必要とした。」と述べた。
この装置の完成を待ち望んでいたVo Van Nhatさんは、「私は本当に本や新聞を読むことが好きなので、この装置が妥当な価格で販売されることを願っている」とコメントした。
この装置を開発した学生グループらは製品の試験調査をする前に、装置のベトナム語対応化に対して取り組んでいる。また、効果はそのまま保ちつつも、「処理装置」をより小型化して、安価に作ることに対しても意欲的だ。
その他にも、視覚障害者が容易にショッピングできるようにするため、スーパーマーケット内の商品を識別できるような機能の開発についても取り組んでいる。
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