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競技場に巨大地下駐車場を建設へ

2018年06月20日(水)00時00分 公開
競技場に巨大地下駐車場を建設へ

 

先日のホアンキエム(Hoan Kiem)地区の機関との話し合いで、ハノイ人民委員会Nguyen Duc Chun議長はハノイに巨大な地下駐車場を近々建設することを明らかにした。

 

 

 

 

 

 

イベントに登場したChung氏は「地下駐車場はバーディン(Ba Dinh)地区のクアンガー(Quan Ngua)競技場で着工される予定だ」と述べた。

 

 

駐車場は5階建てで各フロアの面積は1.8haであり、2500台の車と5000台のバイクを収容可能だ。ハノイ市によれば駐車場の建設には2.7兆ドン(約135億円)ほどの予算がかかり、資金を全て回収できるのは30年〜35年かかると発表した。

 

 

Tuoi Tre紙によると、クアンガー(Quan Ngua)スタジアムの駐車場建設に加え、ハノイ市当局は投資家と協力して他の地域にも駐車場を建設予定だということがわかった。

 

 

Chung氏は「ホアンキエム(Hoan Kiem)地区において投資家はトンニャット統一公園前の友好文化宮殿とハノイオペラハウスに駐車場を建設することを検討している。さらに、ハノイ市当局は市内に小規模の駐車場を複数建設する予定だ」と述べた。

 

 

「ある企業がチューレ(Thu Le)公園の近くに1400台の車と2000台のバイクを収容可能な地下駐車場を建設することを提案してきた」とChung氏は続けた。

 

 

また、会議では都市部の渋滞緩和についても議論が交わされた。

 

 

Chung氏は会議で「自家用車の数が急増し、ハノイでは深刻な交通渋滞に悩まされている。ハノイには軍隊が保有する車両を含めると62万台の車があり、さらには550万台のバイクが走っていると言われている」と述べた。

 

 

それゆえ、巨大な地下駐車場の建設をする一方でハノイ市当局は都心部の人口削減策を考えていかなくてはならない事態に陥っている。

 

 

現時点でホアラック(Hoa Lac)、ソクソン(Soc Son)、ソンテイ(Son Tay)といった地域が駐車場の建設地区候補に挙げられている。また、チュオンマイ(Chuong My )地域のシュエンマイ(Xuan Mai)地区や、シュオンティン地域のフーイェン(Phu Xuyen)地区は近いうちに駐車場が完成予定だという。

 

 

今年の4月、ハノイ市交通局はロンビエン(Long Bien)地区のギアラム(Gia Lam)、ナムチューリエム(Nam Tu Lime)地区のミーディン(My Dinh)、ホアンマイ(Hoang Mai)地区のジャップバット(Giap Bat)とノックナム(Nuoc Ngam)地区に駐車場やバスの停留所を建設する予定だと発表した。

 

 

バスの停留所は最初、乗客の乗り降りの場所として用いられるが次第に駐車場として利用されるようになる予定だ。2020年にギアラム(Gia Lam)とジャップバット(Giap Bat)が利用開始され、続けてミーディン(My Dinh)とノックナム(Nuoc Ngam)でも開始される予定だ。

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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