おすすめのプロモーション
ハノイの音楽フェス、薬物を使用した7人が死亡
<日曜夜、EDMのファンがハノイで開催されたベトナムエレクトリックウィークエンドフェスティバルに参加している様子(Dang Khoaより)>
ハノイで開催された音楽フェスティバルで、薬物を使用したとされる7人が死亡し、複数人が昏睡状態だという。
Tay Ho区の職員によると、日曜日に西湖ウォーターパークで開催されていたベトナムエレクトリックウィークエンド(VEW)フェスティバルで今回の大惨事は起きたという。
Tay Ho区の職員であるVo Bich Thuy氏は「報告によると、7人が死亡、その他複数人が病院へ搬送され治療を受けている状態だ」とコメントした。
同時午後10時30分、8人の患者は公立総合病院から7km離れたE病院に搬送されたという。そのうちの1人が病院に到着するまでに死亡、その後4人の死亡も確認された。他2人はハノイ心臓病院で死亡したという。
ハノイ警察の情報によると薬物の影響を受けた正確な人数はまだわかっていない。
「今回の事件は特に深刻だ」と警察官は話した。
ベトナム最大級のエレクトリック音楽イベントとして知られるVEWにはBen NickyやYellow Claw、Headhunterzを含むトップレベルのDJが参加し、何千人ものファンを魅了した。
来場者のHoang Hai Quanさんによると、5000人もの観客がいてその多くが若者だったという。その大勢が3つのステージの狭い空間に集まっていたという。
Hoang Hai Quanさんは「深夜、会場から出た後も救急車のサイレンが鳴り続けていた」と話した。
世界中で薬物使用が音楽フェスティバルの脅威となっているにも関わらず、今回ハノイで起きた事件はベトナムで前例がほとんどなかったという。
先週土曜日、シドニーのDefqon.1フェスティバルで23歳の男性と21歳の女性が薬物使用により死亡したという。ロイター通信によると、病院に搬送された13人のうち2人は重症、700人が救助を求めたという。
2013年と2015年、20代の男性2人が同フェスティバルで薬物使用により死亡したという。
関連記事
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。