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ホーチミン、スポーツ賭博の首謀者が懲役9年判決に
<火曜日、2600万ドル(約28億6000万円)相当のスポーツ賭博に関与していた疑いがある被告人4人の公判がホーチミン市内で行われた。(写真提供:VnExpress/Lan Ngoc)>
問題となったオンラインスポーツ賭博組織はホーチミンを拠点に活動している。同組織に所属していた被告人4人は違法オンラインスポーツ賭博に2600万ドル(約28億6000万円)を投じた疑いでそれぞれに懲役7~9年の判決が言い渡された。
ホーチミン市内の裁判所で賭博の首謀者とみられるLa Tung Thinh被告(55)は懲役9年の判決を言い渡されている。
火曜日、他の3人も同様の罪で5~7年の懲役刑が言い渡された。
同組織に関与していた22人も懲役3年などの有罪判決が下されている。
起訴状によると、2014年から2016年までにThinh容疑者を首謀者とする同組織は複数の外国人と連携し、フィリピンにサーバーを持つウェブサイト「Vwin.com」「W88.com」「Fun88.com」を通してオンラインスポーツ賭博を行っていた。
賭博参加者はこの3つのウェブサイトで銀行送金またはATMを通じてお金を賭けることができる。被告らは60個の銀行口座を開設し、賭博参加者からの賭け金を収入として得ていたという。
このオンラインスポーツ賭博にはベトナム国内だけで数千人が参加していたとみられている。賭博組織と参加者の間で6220億ドン(約31億1000万円)が動いていたという。
警察の捜査で1人の賭博参加者が最大で16億ドン(約800万円)を儲けたことがわかった。この違法賭博はサッカーイングランド代表対スペイン代表などの国際試合でも行われた。
昨年7月、公安省の傘下に置かれている警察は2兆ドン(約100億円)が投じられた別のオンライン賭博組織を摘発し、全国にまたがり10人を逮捕している。
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