<QRコードやコンタクトレス決済といった技術の台頭により、新たな流行になりつつあるモバイル決済(写真提供:Shutterstock/zhu difeng)>

 

ベトナム国立銀行によると、今年1月から9月までのキャッシュレス決済の取引額が2倍以上に増加しているという。

 

ベトナム国立銀行の決済部門は、今年1月〜9月の電子決済取引額が昨年同期と比較して大幅に増加していると報告した。

 

モバイルアプリ決済は126%、Eウォレット(=e-wallet)決済は161%に増加し、オンライン決済取引額が18.3%増加した。

 

インターネット、モバイル端末、Eウォレットでの取引数はそれぞれ33%、30%、28%増加したという。

 

「QRコードやコンタクトレス決済といった技術の台頭により、モバイル決済は新たな流行になりつつある。そして、クレジットカードの機密情報を乱数により生成する別の文字列に置き換え、保存・利用するトークン化もまた普及しつつある」と決済部門のNghiem Thanh Son副部長は述べた。

 

2018年最初の数ヶ月で、各銀行でオンラインやモバイル端末、Eウォレットなどといった電子決済の利用者数や取引総額が増加した。

 

Sacom銀行の統計によると、今年10月時点でオンラインバンキング登録数が130万以上、モバイルバンキング登録数は110万以上にのぼった。オンラインとモバイル決済の1ヶ月の取引総額は108兆ドン(約5000億円)を超えたという。

 

ベトナムの大手金融機関であるVietin銀行では、2018年上半期のインターネットバンキング利用者数が昨年同期比の114%に増加し、口座数は150万、取引総額44兆2600億ドン(約2000億円)にのぼった。

 

また、Vietin銀行のモバイルバンキング利用者も150万人に到達し、1月〜6月の間での取引総額は64兆3500億ドン(約3000億円)になったという。

 

また、MB銀行のデジタルサービス利用者は700万人、1ヶ月の平均取引額は27兆4000億ドン(約1300億円)にのぼる。1ヶ月の総取引数は約300万回で、そのうち260万が電子取引だという。

 

ベトナム国立銀行ホーチミン支社のNguyen Hoang Minh副支店長によると、近年、オンラインバンキングの利用者数は年平均で20%増加しているという。

 

同副支店長は、キャッシュレス決済の持続的な発展のため、金融機関は特に健康、教育、給与、公益事業といった民間部門とキャッシュレスシステムの関係には注意を払うべきだと述べた。

 

また、同氏によるとバスや電車などの公共サービスをオンラインで決済できるようキャッシュレスサービスを普及させていくべきだという。

 

出典:VnExpress

 

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