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ベトナムの一風変わったバイクの様子
写真集からハノイの一風変わった道路の様子を知ることができる。
「ファンタスティックフォー」呼ばれるこの写真集は写真家のPham Thanh Long氏によって撮影されたものだ。写真集はバイクを撮影することに焦点を当てている。バイクはハノイだけでなくベトナム全国で生活に欠かせない交通手段だ。写真では4人の運転手が残飯の入った青い樽を運んでいる。
Long氏は4年前にこの写真のアイデアを思いついていたが、実際にアイディアを実行に写したのは2018年後半だ。同氏は作品について「バイクを上空から撮影することで、道路の路面が背景になりバイクをより近くに感じることができる」と述べている。
ハノイの道路で、古いバイクが走行していることは馴染みのある光景だ。古いバイクは数十年前から使用されているが、いまだに十分機能している。これらの写真はThanh Xuan区Nga Tu So交差点からハノイ中心部から南西に約10kmほど離れたHa Dong区に続く道沿いで撮影された。Long氏は、この写真は最初の作品で、今後さらに撮影していく予定だと話している。
バイクの上で様々な姿勢で寝ている子供を撮影した写真。これらはベトナムの日常的な光景であるが、写真家のカメラを通してユニークに撮影されている。
この写真は交通渋滞で停車している運転手4人を撮影したもので、どのバイクも車に囲まれている様子を表わしている。バイクの運転手は道路の車線を無視して空いたスペースに入るので、ハノイの交通は間隔を埋めるゲームのように例えられている。この写真はベトナムの道路での典型的な光景だ。
外国人からはベトナムで道路を横断することは究極のスポーツやサバイバルゲームと呼ばれている。ベトナム人は日常的に手を振って合図しながら道路を横断している。
ハノイの道路を上から撮影することは新しいアイデアというわけではない。過去に写真家のLoes Heerink氏は天秤棒を担いだ人々の写真を撮影している。しかし、Long氏の写真集は街の交通状況や運転手の様子をより多角的に捉えている。
一部のドライバーはヘルメットを被っていない。国の交通安全委員会によると、10年前からヘルメット着用が義務付けられており、90%が遵守しているという。
バイクは大きさに関係なく様々なものを運搬することに使用されている。これらの写真は11月に撮影されたもので、バイクに自転車を積んだ様子が映されている。ベトナムでは自転車もまた一般的な乗り物だ。
これらの写真は「レーンドライバー」という題名がつけられている。運転手は非常に長いチューブや鉄格子を運んでいる。
昨年末、ベトナムは人口が9500万人に対し、約5100万台のバイクが存在している。ベトナムバイク協会によると、1日あたり8768台の新たなバイクが購入されている計算になるという。
女性はサングラスやマスク、UV対策の服を着用しているため、冗談めかして「道路の忍者」と呼ばれている。
4枚の写真の忍者とは対照的に、これらの写真はヘルメットやマスクもつけていない坊主の男性が撮影されている。この写真は2018年11月〜12月上旬に撮影されたものだ。
多くの運転手は交通安全規則を遵守しておらず、足を上げたりバイクのミラーを取り外したりしている。
運転手は売り物を奥さんとともに販売するために郊外からハノイにバイクできている。この光景は市場や販売所に急いで向かう朝の時間帯によく見られる光景だ。
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