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マレーシア人観光客、ニャチャンで玉子・トマト炒めに50万ドン請求される

<ベトナム南中部のKhanh Hoa省ニャチャンにあるHung Phatレストランの様子(Thanh Truc / Tuoi Treより)>
ベトナム中南部Khanh Hoa省のリゾート地と知られるニャチャンの当局は、マレーシア人観光客グループに玉子とトマト炒めをはじめとするコースで、50万ドン(約2500円)という法外な値段を請求したローカルレストランの調査を開始したという。
ここ数日で観光客グループの今回の料理に関する領収書を撮影した写真がソーシャルメディアで拡散されたという。領収書の値段は一般的な料金を大幅に超えていたそうだ。
玉子とトマト炒めに50万ドン(約2500円)、茹でオクラに30万ドン(約1500円)が請求された。
さらに、ご飯には1杯20万ドン(約1000円)が請求されたという。
領収書の情報によると、観光客グループは86/5 Tran Phu通りにあるHung Phatレストランで食事をしたという。
今回マレーシア人観光客にツアーを提供した地元旅行会社の代表は、観光客グループが領収書の写真を撮影、投稿したことを認めた。
旧暦の1月3日にあたる2月7日夕方、観光客グループはHung Phatレストランに到着し、食事を終え、食事代として合計920万ドン(約4万6000円)を請求されたという。
Khanh Hoa省市場管理部門責任者のPham Van Huu氏によると、問題になったレストランにはすでに調査員が派遣され、今回の事件の検証を行なっているという。
<問題になった領収書の写真はフェイスブックに投稿された>
調査員がレストランに到着した際には、レストランは閉店しており、看板も降ろされていた。
その場にいた警備員は、テト休暇のためオーナーは帰省したと話した。
Huu氏は「我々はオーナーに連絡することができなかったが、今回の案件解決のため調査はつづけていく」と語った。
Tuoi Tre (Youth) 新聞の記者は同レストランの元オーナーのPhungさんに連絡をとることに成功した。
Phungさんは、すでにレストランへの投資は辞め、2月2日に新たなオーナーへ店を受け渡したと話した。
「レストランを受け渡した後、新オーナーはテト休暇に入り、ベトナム北部に帰省した」とつづけた。
Khanh Hoa省金融部門副責任者のNguyen Be氏は今回のツアーを提供した旅行会社に対し、領収書を保管し、今回の事件の解決案を報告するよう要請した。
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