20日間の交通検問で薬物使用者182人検挙

2019年03月07日(木)00時00分 公開
20日間の交通検問で薬物使用者182人検挙

3月5日、交通警察は20日間に及ぶ検問を実施し、麻薬使用をしていた運転手182人を検挙したと明らかにした。
検問は国道1A号線やその他の高速道路など全国の道路を走行する8人以上乗車可能の車両やトラックを対象に1月21日〜30日、 2月11日〜20日の間実施された。

 

「Quick」という尿検査により国道1A号線で73人、他の高速道路で9人、その他道路で100人から陽性反応が出たという。

 

警察によると、ドライバーに対して行われた尿検査は法科学研究所と共同で実施されており、検査の精度は90%だと述べている。

 

交通警察署の代表者によると陽性反応が出た運転手の大半は、麻薬の使用を認めているという。

 

182人の運転手たちは免許を22〜24ヶ月間失効されるため、職を失うという。また車両は1週間押収される予定だ。

 

尿検査のサンプルは検査結果に対する運転手の訴えが出るまでの20日間保存され、その後処分される予定だという。

 

薬物使用者や飲酒運転による恐ろしい事故が多発している。1月、Hai Duong州北部の高速道路を歩いていた8人の歩行者が、薬物を使用したドライバー(28)の運転するトラックに巻き込まれ死亡する事故が起きた。

 

同月、南部のLong An省で信号待ちをしていたバイクにトラックが衝突し4人死亡、16人が負傷する事故が起きた。検査によりトラックの運転手(32)から大量のアルコールとヘロインが検出されたという。

 

ベトナムでは交通事故が主な死因の1つに挙げられ、1時間1人のペースで交通事故による死者が出ている。国家交通安全委員会によると、2018年度には1万8720件の事故が起き、8,244人が死亡 、1万4,800人以上が負傷しているという。

 

出典:VnExpress

 

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