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ハノイで人気のフォー店、東京でも大行列に
40年続くハノイのフォー店が2号店を日本にオープンさせた。
Lo Duc通りにあるフォー店は、ハノイのフォー好きなら知らない人がいないほど人気だ。
この店が販売する牛肉のフォーは特別ではないが、常連客は増加し続けている。この店唯一のメニューであるフォータイラン(pho tai lan)はハノイで最も美味しい麺料理の一つだ。
「Pho Thin」は1種類のメニューを40年間提供しつづけている。
フォータイランの牛肉の作り方が他とは異なるのが特徴だ。
牛肉をにんにくと生姜で軽く炒められてから、麺とスープに合わせているという。
「Pho Thin」唯一のメニューはフォータイランだ。フォー炒めや鶏肉のフォーなど他のメニューは一切ないが、40年間、客足が絶えることはなく、多くの外国人からも支持されている。
客からは、店が長く続いているため、しっかりしたレストランに改装するべきだという声も上がっていたが、「Pho Thin」のいつもと変わらない香り、味、清潔さを求めている客も多いため、改装はされていない。レストランの名前や見た目は気にしていない客がほとんどなのだ。
スープの香りも客を引き寄せている要因の1つだ。朝から午後にかけてスープは火にかけられ続けており、店の周辺にはスープに使用しているハーブの香りが漂っている。
オーナーのThinさんは、スープのレシピは、他の店と同様に過去から受け継がれてきたものだと語る。
軽く炒めた牛肉は提供されるまで大きなザルに入れられている。牛肉を炒めるのは簡単な作業ではなく、スキルや経験が必要だと話した。
フォーのサイドディッシュとして、揚げパンのようなquayやポーチドエッグを追加することもできる。料金は先払いだ。
「Pho Thin」のフォータイランはその他の店に比べて高めの6万ドン(約300円)に設定されている。quayは3本で1万ドン(約50円)、ポーチドエッグも1万ドン(約50円)だ。
「Pho Thin」の店内は豪勢でこそないが、清潔感がある。店内には金属製のテーブルと木やプラスチック製のイスが並び、多くの人がフォーを楽しんでいる。店内には昔のハノイの様子を捉えた白黒写真や店について書かれている新聞記事も飾ってある。
アメリカ人のTibo Riveroさんは「この店のフォーはベトナムで食べた料理の中で最も美味しい。スープの香りはよく、牛肉も食欲をそそられる。必ずまた食べにくる」と話した。
謙虚なたたずまいの「Pho Thin」だが、3月初旬に東京で2号店を開店させた。もちろん、「Pho Thin」に対する最初の反応は上々だ。
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