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ベトナム、深刻な幼稚園の人手不足に直面
ベトナムの教育部門が2019-2020年度に直面する重要な課題として、保育士不足と教育の質の改善が挙げられている。
幼児教育局のNguyen Ba Minh局長は、児童数は547万3223人と予測されていると話した。
2018-2019年度には、国内で新たに107校の幼稚園が建設され、全国の幼稚園数は私立保育園3036校を含め、計15,501校となった。
統計上、幼稚園の教諭は約44万7065人おり、実際の需要に対して4万9177人不足している。
教諭不足を解決するため、ベトナム教育訓練省は昨年、首相に対し、幼児数が増加している17の省と高地に位置する5つの省へ2万300人の幼稚園教員を追加で配属するよう請願している。
しかし、依然として、密集住宅街や、工業団地、輸出加工区における幼稚園不足など、ベトナムの幼稚教育には課題が残されていることをMinh氏は認めている。
未だに私立保育園1695校が許可なく運営されており、中には質の低い施設も存在するという。
幼稚園教諭が不足しているため、現在の幼稚園教諭は低賃金で残業が必要な労働環境を強いられているという。その結果、多くの仕事をやめる教諭が増加している。
教育・訓練省のPhung Xuan Nha大臣は、教育に関する改正法には幼稚園における教員の能力向上が含まれると述べた。 改正により教育の質だけでなく、待遇方針も引き上げられたという。
それに加えて、政府は幼稚園教諭の給与や手当のに関する方針を修正すべきだ。
同大臣は、地方自治体に対して2019-2020年度における幼稚園教員不足の問題に取り組むよう要請し、地元の教育・訓練部門は地方行政と連携し、より多くの教員を正規雇用する必要があると続けた。
教育当局は、違法または質の低い私立保育所閉鎖に向けて監視を強化し、児童虐待を防ぐために教員の倫理を改善すべきだ。
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