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ホーチミン、幼稚園に監視カメラ設置で児童虐待防止へ
2018年12月10日(月)00時00分 公開
<Mam Xanh幼稚園>
ホーチミン当局は、幼稚園児への虐待を防止するために32億ドン(約1500万円)を投じて、幼稚園に315台の監視カメラを設置する予定だ。
今回の案は最近開催されたホーチミン市人民委員会で提案されたものであり、幼稚園児のための設備や施設に関する新たな規則の一部だという。
監視カメラへの資金は市の予算からまかなわれる見通しだ。ホーチミン1区、12区そしてHoc Mon県の幼稚園で監視カメラが試験導入される予定だという。監視カメラは教室、寝室、食堂、キッチン、運動場、廊下、駐車場、校門に設置される。
1年後、市当局は再調査を行い、市全域に監視カメラを設置する見込みだ。
教育省によって1区、12区、Hoc Mon県の教師や保護者を対象に行われた最新調査によると、アンケートに答えた教師の48%と保護者の88%が監視カメラ設置案を支持したという。
しかし、教師の多くは監視カメラが撮影した映像や画像をインターネット上にアップロードする際に様々な問題が生じる恐れがあると述べた。保護者が監視カメラのある状況を誤解する可能性もあり、子供を過度に心配しすぎるあまり教師に何度も電話をかけたりすることもあり得るという。
昨年、12区にある「Mam Xanh幼稚園」で発生したような私立幼稚園での児童虐待事件が報告されてから、今回の計画が提案された。
ホーチミン市警察は幼稚園児に平手打ちや蹴る殴るなどの暴行を加え、さらにナイフで脅したとして地元の幼稚園オーナーを逮捕・起訴した。逮捕・起訴されたオーナーによると、はしゃぐ幼稚園児に言うことを聞かせるためにそのような行為をしたという。
出典:dtiニュース
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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