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ベトナム、2020年は記録的な猛暑か
2020年05月04日(月)00時00分 公開
<写真:Vietnam+>
ベトナム水文気象局の最新の報告で、今年、ベトナムは記録的な猛暑に見舞われるとの予測が発表された。
同局によると、5月は前年同月よりも猛暑日が多くなるという。
さらに、今年は地球温暖化と氷河融解の影響により、自然災害が増加し、複雑化することが予測されているという。
今年は、3月にベトナム北部で雹(ひょう)を伴う嵐が発生するなど、異常気象がベトナム全土で確認されている。
ベトナム中部と南部では、干ばつと塩害が深刻化している。
塩害は、降雨量の減少でメコン川の水位が低下し、海水が川に逆流することで発生するとされている。
今年年末には、ベトナム中部と南部の省で豪雨が発生すると予測されている。
ベトナム北西部の5月と10月の降水量は、前年までの平均と比較して10~25%減少すると予測されている。
一方、ベトナム北東部の6月と9月の降水量は、前年までの平均と比較して10~25%増加すると予測されている。
しかし、ベトナム中部では雨季の初めの降水量が例年より少なくなる見通しで、干ばつが長引くことへ備える必要性があるという。
中部高原と南部では雨季の遅れにより、5月上旬まで水不足が悪化すると予測されている。
世界気象機関(WMO)が1月に発表した報告書では、2019年は2016年に続いて過去2番目に暑い年だと伝えられた。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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