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大手通販アマゾン、ベトナム製品を海外市場に販売へ
<ベトナム企業はアマゾンによって3億人の利用者と繋がることができる(写真提供:ロイター通信)>
大手通販サイトAmazon(以下、アマゾン)は同社のサイトで外国市場向けにベトナム製品を販売するため、ベトナム貿易省との提携を行なっている。
産業貿易省のVu Ba Phu氏は、アメリカのeコマース企業との提携に関するニュースの中で、中小企業(SMEs)はeコマース企業のサイト上でブランドの確立が可能となり、eコマース上での販売はベトナム企業の力が高まるだろうと述べている。
ベトナム企業はアマゾンの越境販売を利用することで、同サービスのユーザー3億人以上と繋がることができる。
アマゾンの東南アジア地域担当のBernard Tay氏は、ベトナムは東南アジア地域で、アマゾンを通じた輸出能力の高い国の一つだ。自国で生産可能な製品や繊維、靴、手芸品といったアマゾンでよく販売されている商品に強みがあると述べている。
ベトナム企業は世界のトレンドに合った製品を作り、英語力やブランディング力を改善する必要があると同氏は続けた。
Phu氏は、ベトナムの中小企業は多くの市場で高い水準を満たさなければならないとし、「欧州連合やアメリカ、日本のような巨大市場は製品の品質や原料の規制が厳しく、ベトナナムの輸出品はこれらの規制に従わなければならない」と述べている。
昨年、アマゾンはベトナムの中小企業に対しアマゾンを通じた販売方法に関する研修プログラムを複数回に渡り実施した。
中国巨大通販サイトのアリババもベトナムの販売業者に興味を示している。昨年7月、同社はベトナム企業と世界200以上の市場と結びつけたいと、自社サイトのAliExpressで販売業者の募集を開始した。
ベトナムeコマース協会(VECOM)によると、2017年はベトナムのeコマース市場は25%成長しており、この成長率は2020年まで続くと予想されるという。
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