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ベトナムで大麻入りキャンディの取引広がる
ベトナムで販売されている大麻入りキャンディ
ベトナムで大麻入りの菓子がオンライン上で販売されていことを受け、関係当局は管理強化の要請を受けている。
SNS上で多くのオンラインショップが大麻入りのキャンディーや棒キャンディー、チョコレートを宣伝・販売している。
大麻入りの菓子は「エクゾチック・フード」として宣伝・販売されており、商品にはラベルやブランドをは付けられていないという。
大麻入りの棒キャンディーは1本2万7000ドン(約135円)〜3万5000ドン(約175円)で販売されているという。
また、大麻の油か種を含んだホワイト・ダークチョコレートもオンラインショップでは販売されている。
多くのオンラインショップはヨーロッパから輸入した製品を販売しており、2週間に1度仕入れを行っているという。
販売者の1人であるH.N氏は商品には少量の大麻しか含まれていないため、低価格で販売できると述べた。
同氏は2018年後半から大麻入りの菓子の販売を開始し、現在までに70以上の注文を受け付けたという。
麻薬使用者に対する支援と心理学研究を行う機関によると、外国人留学生がベトナムに持ち込んだクッキーからも大麻が発見されることがあるという。
さらに、クッキーにはチョコレート味かレーズン味があるという。
ハノイのHa Dong区警察は最近、同様の違法菓子を生産している集団を逮捕したという。
ハノイ・Bach Mai病院のDuong Minh Tam医師は商品には少量の大麻しか含まれていないが、依存性はあると述べた。
18日、公安省配下の麻薬犯罪捜査警察局の関係者はTuoi Tre紙に対して、麻薬を含んだ製品の取引を行なっている業者を摘発すると述べた。
麻薬犯罪捜査警察局によると大麻に含まれるテトラヒドロカンナビノールが精神に影響を及ぼす主な成分であり、興奮、幻覚を引き起こすという。
テトラヒドロカンナビノールは呼吸器官の損傷や癌の悪化という点ではタバコよりも有害だという。
長期にわたる大麻の使用者は脳細胞の破損、中枢神経の低下、認知障害、集中欠陥、記憶障害、情緒不安定、幻覚症状に悩まされる。
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