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ベトナム、国際線の往復路線の再開検討 日本も候補に

2020年06月10日(水)00時00分 公開
ベトナム、国際線の往復路線の再開検討 日本も候補に

<写真:Vietnam Insider>

 

9日、フック首相は、ベトナムは30日間連続で新型コロナウイルスの感染事例が確認されていない国と地域から国際線の再開を検討しているとし、国際線再開の優先ルートとして日本、韓国やカンボジアなどを挙げているとベトナム国営メディアのベトナムテレビジョン(VTV)が報じた。

 

ベトナムテレビジョン(VTV)が報じた内容によると、フック首相は国際線の再開が検討されている国と地域からの入国者が、ベトナムで3月から行われている隔離措置の対象から除外されるかは明言していないという。

 

ベトナムは、国内においては新型コロナウイルスが終息しており、10日時点の国内感染者数は計332人で、うち316人が既に回復している。死亡者は未だ確認されていない。

 

さらにフック首相は、「ベトナムは過去30日間新型コロナウイルスへの新規感染事例が報告されていない国と地域間での国際線再開を検討しているが、依然としてパンデミックの複雑性を考慮し、慎重に決断する必要がある」と発言しているとベトナムテレビジョン(VTV)は報じた。

ベトナムの新型コロナウイルス感染症予防国家指導委員会は、「安全な」国のリストを作成するよう要請されているとフック首相は明らかにしている。

 

また、フック首相は国際線の再開を優先させる路線として、広州、東京、ソウル、台湾、ラオス、カンボジアを挙げている。これについて、各国政府や航空各社と協議したかどうかは明らかにしていない。

 

日本では、日本政府が新型コロナウイルス水際対策としての出入国制限に関し、タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国を今月中に緩和する方向で調整を始めたとされている。

ビジネス目的の人が対象で、これにより、新型コロナウイルスの打撃を受けている経済の回復を急いでいるとされるが、感染症の専門家らは感染症流行の第2波を懸念しているという。

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

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