ハノイ、建国記念日もホテルの稼働上がらず

2020年09月04日(金)16時57分 公開
ハノイ、建国記念日もホテルの稼働上がらず

<写真: VTC News>

 

新型コロナウイルスの影響で、世界的にホテルの稼働が急激に下がり、価格も急落している。ベトナムも例外ではなく、さらに今年は9月2日の建国記念日は週真ん中の水曜日ということもあり、旅行者の増加はあまりみられなかったという。

 

ハノイでも、5つ星ホテルの価格が大幅に下がっているが、宿泊客の数は乏しい状態が続いている。

1つ星〜5つ星までのホテルの平均稼働率は10.6%で、前年同時期比で53.4%減少した。

VTCニュースの報道によると、ハノイのロッテホテルの稼働は約30%、メトロポールホテルが約25%、クラウンプラザハノイが約18%、Deawooホテルは約7%だという。

 

各ホテル、客室料金も大幅に引き下げられている。

米朝首脳会談の会場にも選ばれたメトロポールホテルでも大幅な客室料の値下げや様々なプロモーションが行われているが、依然として稼働率は回復していない。

同様に、パンパシフィックホテルやインターコンチネンタル ハノイ ランドマーク 72など多くの5つ星ホテルでステイケーションや様々な特典のついた特別プランなどが販売されている。

 

ハノイ当局の報告によると、8月31日までにハノイでは約950の宿泊施設が一時的に閉鎖しており、約1万6000人が失業しているという。

 

高級ホテルに関しては、宿泊客の多くが外国人であることから、危機的な状態に陥っている。

ベトナム統計総局によると、今年1月〜8月のベトナムの観光収入は13.1兆ドンと推定され、昨年同時期と比較して54.4%減少した。同時期、ベトナムへの外国人渡航者は約380万人にすぎず、昨年同時期と比べて66.6%減少した。

観光収入に関しては、都市別に見ると、カンホアは76.6%減、ホーチミン市は72%減、 バリア-ブンタウが67.2%減、 クアンナムは66.5%減、 キエンザンは64.7%減、 ダナンは63.6%減、 ハノイは42.2%減となった。

 

 

 



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