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ビナサンタクシー、今年1月〜9月に1300人をレイオフ
2020年10月23日(金)10時02分 公開
<写真:ホーチミンを走るビナサンタクシー>
ベトナムのタクシー大手のビナサンタクシー(Vinasun)は、今年1月〜9月までで、従業員約1300人をレイオフ(一時解雇)した。複数の現地メディアが報じた。
新型コロナウイルスによる乗客の減少に伴う、コスト削減の一環だという。
ビナサンタクシーは今回のレイオフで、人件費を前年比35.5%を削減し、1ヶ月あたりの削減額は49億ドン(約2214万円)。
現在の従業員数は4480人となった。
しかし、配車アプリの台頭に加え、新型コロナウイルスによる影響が大きく、人件費削減だけでは同社にとって十分ではないとの見方も出ている。
ビナサンタクシーの2020年1月〜9月期までの売上高は前年同時期比52%減の7347億ドン(約33億3235万円)と急落した。
4月に講じられた全国的な社会的隔離措置で、タクシーの営業も認められなかったことが大きな影響に繋がったという。
現在までで、ビナサンタクシーは1850億ドン(約8億3600万円)の損失を計上している。昨年同時期の税引き後利益は940億ドン(約4億2480万円)だった。
ビナサンタクシーによると、外国人の入国が認められるまで長い時間を要することから、同社の回復にも相当な時間を要する見込みだという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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