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グラブに続きゴジェックも運賃値上げ、付加価値税引き上げで
ライドシェア・配車アプリ大手のグラブ(Grab)が運賃の値上げを行ったのに続き、インドネシア系配車アプリ大手のゴジェック(Go-Jek)も各サービス8.3%〜10%の値上げを発表した。
12月5日の付加価値税(VAT)の引き上げに対応したものだとみられる。
ゴジェックによると、運賃の値上げは12月12日午前0時からで、バイクタクシーサービス「ゴーライド(Go-Ride)」、フードデリバリーサービス「ゴーフード(Go-Food)」、配達サービス「ゴーセンド(Go-Send)」に適用されるという。
ゴーライドについては、ハノイとホーチミンでは初乗り2kmの運賃が従来より1000ドン値上げされるという。
ハノイでは1万2000ドンが1万3000ドンに、ホーチミンでは1万ドンが1万1000ドンとなる。
さらに、ゴーライドでは22時〜翌6時まで、深夜追加料金として1万ドンが加算されるという。
同社と契約するドライバーからのアプリ利用手数料についても、従来の20%から27.2%へと引き上げられるが、ゴジェックはこれについてドライバーの所得には影響しないとしている。
従来の運賃が5万1000ドンであった乗車については5万6000ドンとなるが、これにおけるドライバーの所得は4万ドンと以前と変わらないという。
また、ゴーセンドでは2km未満の配達が1万5000ドンとなり、ゴーフードについては3km未満のデリバリーで1万5000ドンとなる。
それ以降の料金についてはそれぞれ4400ドン/kmと5000ドン/kmが加算される。
それ以外に、ゴーフードではショッピングセンターでの注文の際には駐車料金5000ドンが加算され、翌6時まで、深夜追加料金として1万ドンが加算されるという。
各サービスの値上げについて、ゴジェック・ベトナムの代表者は「我々は引き続き料金構造を定期的に見直し、適切な調整を行う。ゴジェックの料金体型を競争力があり、ベトナムの市場における持続可能な成長戦略と一致するようにする。」と話した。
また、サービスを展開する国の法律を常に厳格に遵守することを約束すると加えた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。