おすすめのプロモーション
コロナワクチン、2月末までにベトナム到着へ コバックスから
ベトナム保健省のTruong Quoc Cuong副大臣は15日、新型コロナウイルスのワクチン500万回分が2月末までにベトナムに到着すると明らかにした。VNエクスプレスが報じた。
Truong Quoc Cuong保健副大臣は到着する500万回分のワクチンのうち490万回分は世界保健機関(WHO)が主導する世界的なワクチン配分計画である「COVAX(コバックス)」からのもので、残る11万7000回分は他の国からの調達だという。
輸送と手続きが予定通り進めば2月末までに到着するとした。
ワクチンが到着すれば、500万人を対象に1回目の接種が行われる予定だという。
その3ヶ月後には2回目の接種が行われる予定で、医療従事者や新型コロナウイルス対策の最前線で活動する200万人〜500万人の接種が優先される見通し。
Truong Hoa Binh副首相はワクチンの調達は多くはないため、政府はワクチン調達のために各方面と継続して交渉を行う必要があると話した。
また、Truong Hoa Binh副首相は一部の専門家は品質の良さと安価な価格を理由にロシア製の新型コロナウイルスワクチンの調達の検討を要請していると明らかにした。
フック首相もワクチンの輸入は政府にとって最優先事項だとしている。
保健省はワクチンの調達先の選定や優先して接種を受ける人の決定、財務省とのワクチン購入に関する予算の提案などを行っているという。
フック首相は保健省による計画は17日に検討・承認されると明らかにした。
ベトナムはすでにイギリス・アストラゼネカ製のワクチン3000万回を確保している。
また、アメリカ・ファイザー社やモデルナ社、ロシアと中国の製薬会社ともワクチン購入の交渉をしているという。
さらに、1月にはコバックスが今年6月までにベトナムに対して、490万回と820万回のワクチンを供給することを発表した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。