ワクチン接種者の入国後隔離を7日に短縮、ベトナム政府が決定

2021年06月26日(土)09時21分 公開
ワクチン接種者の入国後隔離を7日に短縮、ベトナム政府が決定

<写真:©️VN EXPRESS>

ベトナム政府は、必要回数のワクチン接種を完了した海外からの入国者について、ワクチンパスポートの導入計画の一環として、入国後の強制隔離期間を現在の21日間から7日間に短縮することを決定した。

 

今回の決定は25日(金)に開催された新型コロナウイルス感染症国家対策指導委員会と文化スポーツ観光省との会議で発表されたという。

 

現段階で、今回の強制隔離期間の短縮をいつ開始するかやどこの国との往来で適用するかなどは未定。

しかし、ベトナム政府は感染予防と経済成長を両立させるためにワクチンパスポートの仕組みを試験的に使用する方針を示しており、特定の国からの外国人の入国を進める計画だ。

 

これに先立ち、文化スポーツ観光省とキエンザン省当局は、ファム・ミン・チン(Pham Minh Chinh)首相に対して、フーコック島における外国人観光客の受け入れに関する提案をしていた。

 

また、4月にはベトナム新型コロナウイルス感染症防止国家​指導委員長が、ワクチンパスポートをワクチン接種をした海外で足止めのベトナム人と投資・ビジネス目的で入国する外国人、観光目的で入国する外国人に対して、その仕組みを導入することを決定している。

 

これが広く実施されれば、日本政府が開始する海外在住日本人へのワクチン接種事業の利用も現実的になる可能性がある。

 

 

 

 

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