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ビンズオン省、シノファーム製ワクチンの接種開始へ
<写真:tuoi tre>
ベトナムの南東部に位置するビンズオン省はシノファーム製のワクチン「ベロセル(Vero Cell)」の接種を開始することを発表した。
国内第4波で最も感染が拡大しているビンズオン省では30日(日)、国内最多となる6050人の新型コロナウイルスの感染者が確認されていた。
ビンズオン省保健局のNguyenHong Chuong局長は地元メディアに対して、同省では大規模な検査を実施しているため、感染者数が増加していると話した。
Chuong局長は「ビンズオン省ではレッドゾーンとされる感染リスクの高い地域において検査を実施している。迅速テストで陽性の結果が出た場合、すぐに隔離措置を講じており、その後、再度PCR検査を実施している。現在、同省における検査数に対する陽性率は約3%程度だ」と話した。
同省において感染リスクの高いとされている地域はDi An市、Ben Cat市、Tan Uyen市、Phu Giao郡、Bac Tan Uyen郡、Dau Tieng郡。
同省におけるワクチン接種については、8月20日以降の第21フェーズと第22フェーズで26万6668分回を接種したという。
そのうち1回目の接種は25万1053回分で、2回目の接種は1万5615回分。
現在までの同省における合計接種回数は94万2111回分に上り、そのうち1回目の接種は90万133回分で、2回目の接種は4万1978回分だという。
また、Chuong局長によると、同省は9月2日にホーチミン市からシノファーム製のワクチン「ベロセル(Vero Cell)」100万回分を受け取る方針で、その後、同ワクチンの接種を開始するという。
Chuong局長は同省における新型コロナウイルスの感染状況は複雑なものであることから、できる限り早くワクチン接種をすることが必要だと話した。
また、シノファーム製のワクチンについては、世界保健機関(WHO)とベトナム保健省により緊急使用が認可されているとした。
ビンズオン省は省内における免疫を獲得するため、ワクチンの接種を加速化させる必要があるという。
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