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ビンズオン省、ワクチン接種条件で外出規制緩和か
<写真:tuoi tre>
ビンズオン省では、省内の感染リスクが低いとされているエリアに居住し、ワクチン接種を完了している住民を対象に、社会隔離期間中の外出規制を緩和する方針だという。
同省当局は、5日(日)に開かれた会議で、現在講じられている外出規制について15日以降、「新常態に移行する」との方針を発表していた。
同省で6月後半から講じられている移動制限が緩和されるのは、グリーンゾーンに指定されているDau Tieng県、Bau Bang県、Phu Giao県、Bac Tan Uyen県と見られている。
同省では、感染リスクの高さによりグリーン、イエロー、オレンジ、レッドゾーンに区分されている。
ビンズオン省党委員会のNguyen Van Loi氏によると、新しい規定では、グリーンゾーンに居住し必要回数のワクチン接種が完了している住民には外出が許可され、ワクチン接種1回目が終了している住民については外出する際に陰性証明書が必要になることが想定されているという。
また、ワクチン接種をしていない人については外出が許可されない。
この緩和措置は2段階に分かれており、第1段階は9月6日〜9日の4日間、第2段階は9月10日〜15日までの6日間に渡り行われる。
第1段階ではそれぞれ居住する区内での移動が認められ、第2段階では複数ルートで区をまたぐ移動が許可される。
一方で、現在もレッドゾーンとなっているThu Dau Mot市、Di An市、Thuan An市、Tan Uyen町、Ben Cat町では全ての住民に不要不急の外出禁止措置を講じている。
ビンズオン省ではワクチン接種を加速させており、9月上旬にホーチミン市からシノファーム社製ワクチン100万回分を受け取っていた。
同省当局は、首相指示16号に基づく社会隔離措置の期限となっている9月15日までに「新常態」に移行するため、「最良のワクチンは最初に手に入るワクチン」だとして最低でも1回目のワクチンを接種するよう呼びかけている。
当局によると、同省の成人の人口は150万人で、合計320万回分のワクチンが必要になると見込んでいる。
5日午後4時の時点で、同省ではシノファーム製ワクチン約20万回分の接種が完了し、ワクチンの合計接種回数は130万回にのぼった。
そのうち、必要回数のワクチン接種が完了しているのは4万6000人だという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。