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ホーチミン市が野戦病院を8ヶ所設置、感染者数・死亡者数増加で
<写真:ホーチミン市クチ郡でワクチン接種をする学生 / ©️vietnamnews.vn>
ホーチミン市における新型コロナウイルスの感染者数が増加していることを受け、中等症の感染患者の治療を行うための野戦病院を新たに8ヶ所設置したという。
野戦病院の病床数はそれぞれ300床。同市保健局が明らかにした。
また、保健局は市内各地区に新たに70の移動式医療ステーションを展開したことを明らかにした。
今後、各区とトゥードゥック市の感染状況を注視しながら、今後も移動式医療ステーションの展開数を増加させる方針だ。
移動式医療ステーションは自宅療養をする無症状患者や軽症患者の治療・支援を行い、医師1人と看護師2人、ボランティアで構成されているという。
ホーチミン市疾病管理センターによると、現在、市内で自宅療養をする感染患者は約4万7000人。市内における全体の感染患者の約73%だ。
現在、ホーチミン市において感染者数が増加しているのはホクモン郡、ニャーベー郡、12区、トゥードゥック市だという。
現在、トゥードゥック市は隔離施設を3ヶ所、野戦病院を2ヶ所、新型コロナウイルスの治療病院を3ヶ所設置している。
さらに、トゥードゥック市内の各地区がそれぞれ30〜50床の隔離施設を設置しているという。
12区における感染者の大半は無症状から中等症で、必要回数のワクチン接種を完了していることから自宅療養をしているという。
その他の区も、移動式医療ステーションを展開するなど、感染者数の増加に対応する準備を整えているという。
ホーチミン市当局は4段階に分けて市内における感染リスクを評価しているという。
ホーチミン市新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防指導委員会のPham Duc Hai氏は、現在、ホーチミン市の感染リスクは中リスクだとし、市内においてカンゾー郡だけが高リスクであると話した。
しかし、市内における新型コロナウイルスによる死亡者数はここ数日で増加傾向にあるため、当局は警戒を強めている。
教育訓練局は、12歳から17歳の子どもに対するワクチン接種を11月22日から開始すべきだと提案したという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。