ベトナム航空、2022年初旬から欧州・豪州へのフライト再開を提案

2021年12月21日(火)14時40分 公開
ベトナム航空、2022年初旬から欧州・豪州へのフライト再開を提案

<写真:Vietnamplus>

 

ベトナム航空は、2022年1月1日からヨーロッパとオーストラリアへの定期便を再開することを提案した。

ベトナム航空の代表者によると、同航空は同市場にサービスを提供するための準備をしており、初めは各路線で週2便程度の頻度で運航する予定としている。

この再開の提案は、ベトナム航空が保有する航空機を最大限に活用すること、運航コストの削減、市場での地位を強化すると共に、空港が他国の航空会社が運航する航空機で埋まるリスクを防ぐことができるとされている。

 

交通運輸省の計画では、ベトナム発着の国際定期便は2段階に分けて再開され、第1段階では9の国・地域、第2段階では計15の国・地域へのフライトを再開するという。

第1段階では、中国(北京または広西)、日本(東京)、韓国(ソウル)、台湾(台北)、タイ(バンコク)、シンガポール、ラオス(ビエンチャン)、カンボジア(プノンペン)、米国(サンフランシスコまたはロサンゼルス)へのフライトを再開する予定。

第2段階では、マレーシア(クアラルンプール)、香港、フランス(パリ)、ドイツ(フランクフルト)、オーストラリア(シドニー)、ロシア(モスクワ)へのフライトを再開する予定だとしている。

関係当局は、この計画を評価した上で、通常の国際便を新型コロナウイルス流行前の水準に戻すかどうかの判断を行う。

 

また、保健省が発表した新しいガイドラインによると、新型コロナウイルスの検査結果が陰性でワクチン接種が完了している外国人は、空路でベトナムに入国した後、自宅または宿泊施設で3日間の自主隔離をする必要があるとしている。

この新しい規制は、ベトナムで試験的に国際線定期便を再開する2022年1月1日から適用される予定だ。

 

 

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