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保健省の入国規制強化案を拒否:文化スポーツ観光省
〈写真:VnExpress〉
3日、文化スポーツ観光省は、ベトナムに入国する外国人観光客の隔離時間や新型コロナウイルス検査の回数を増やすという保健省の提案を拒否した。
文化スポーツ観光省の計画案では、外国人観光客は入国後24時間以内にすぐに宿泊施設に向かい、新型コロナウイルスの検査を受けることが当初からの条件として維持されている。陸路・海路でベトナムに入国する場合も、同じ時間内に国境で検査を受けることになる。
そこで陰性と判定された観光客は、自由に旅行することができるとしている。ただし、観光客は入国時に新型コロナウイルスワクチンの種証明書、もしくは回復証明書も提示しなければならない。
それに対して、2日に発表された保健省の提案では、観光客は3日間の自己隔離を必要とし、その間に2〜3回の検査をするべきとしている。ワクチン未接種の子どもに関しては7日間の自己隔離と毎日の検査が必要であるとしている。
また、外国人観光客は、ベトナム入国前ではなく、出国前72時間以内に新型コロナウイルス検査で陰性であることが必要だとした。
ベトナム政府観光局のNguyen Trung Khanh局長は、遠方からの観光客はフライト時間が長く、また、さまざまな事情によりベトナム入国までに遅延が生じる可能性があるため、出国前の陰性検査要件は適切であるとの考えを明らかにしている。
文化スポーツ観光省はまた、ビザ政策を流行前の水準に戻すこと、ベトナム人のワクチン証明書を完成させて発行し、人々が海外旅行できるようにすることを提案している。
3月15日から、ベトナムは国際観光を全面的に再開し、外国人観光客はツアーパッケージを予約せずに入国できるようになる。すべての旅行者は、ベトナム滞在中に健康申告アプリ「PC-Covid」を使用する必要がある。
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