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レゴ、ビンズオン省に初のカーボンニュートラル工場を建設

2022年05月11日(水)15時38分 公開
レゴ、ビンズオン省に初のカーボンニュートラル工場を建設

〈写真:Tuoi Tre〉

 

レゴ・グループは、ホーチミン市郊外のビンズオン省に、同社初となるカーボンニュートラル工場を建設することを決定した。

 

同社が昨年12月にウェブサイト上で発表した声明によると、同省に10億ドル(約1302億円)以上を投じた44ヘクタールの工場を建設し、今後15年間で最大4000人の雇用を創出する計画である。

 

同工場は、レゴ・グループの6番目の製造拠点で、2024年中に生産を開始する予定である。

 

駐ベトナムデンマーク大使のK.H.Christensen氏によると、ベトナムが国際的な企業や投資家にとって魅力的な投資先となったのは、二酸化炭素排出量の削減と気候変動への積極的な対応に政府が強くコミットしていることも一因である。

 

同社のこの新工場建設プロジェクトは、同社にとって過去最大の単独投資であり、2021年のベトナムへの海外直接投資額としても最大のものとなった。

 

今後この工場で製造される製品の大半がアジア太平洋地域に輸出されるため、ベトナムの輸出量の増加が見込まれる。

 

また、同社以外のデンマークの投資家もベトナムに注目しており、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)は、ビントゥアン省の3.5GW La Gan洋上風力発電プロジェクトに投資する予定で、投資額は最大105億ドル(約1兆3673億円)に上ると予想されている。

 

Christensen氏によると、今後もさまざまな分野のデンマーク企業が、繊維、家具、食品、農業といった伝統的な分野のほかに、テクノロジー、グリーンエネルギー、医療機器、海洋分野などで進出先としてベトナムを検討する可能性がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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