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ロンビエン橋に代わるハノイ都市鉄道、完成目標からさらに遅延か
〈写真:VnExpress〉
ハノイ市のハノイ都市鉄道1号線(イエンビエン〜ゴックホイ間)の一部として、2004年にロンビエン橋に代わる橋の建設が承認されたが、未着工のままとなっている。
計画では、全長28.7キロメートル、1435ミリメートルと1000ミリメートルのデュアルゲージの線路が敷設される予定である。
この路線は、紅河のロンビエン橋と、紅河の支流である同名の河を渡るドゥオン橋の代わりとなるものである。
2007年、交通運輸省は当初の計画を変更し2つのフェーズに分けた。
2017年の完成を目指す第1期は、日本からの13兆9700億ドン(約811億5972万円)の融資を含む19兆4600億ドン(約1130億5427万円)、第2期は日本のODAによる20兆3400億ドン(約1181億6670万円)を含む24兆8200億ドン(約1441億9358万円)と見積もられていた。
2009年には、日本交通コンサルタント株式会社を中心とする5社からなるコンソーシアムと技術コンサルタント契約を締結していた。
2014年、VNR傘下の鉄道プロジェクト管理ユニット(RPMU)の多数の職員が、日本のコンサルタント会社から賄賂を受け取ったとして調査を受けた。
その後、コンサルタントとの契約を打ち切らざるを得なくなり、プロジェクトが停滞した。
プロジェクトはVNRに引き継がれたが、これまでのところ、工事用地の取得と新たな請負業者の選定を行っただけである。
完成は2024年に再延期され、2019年には見積もり費用が81兆5300億ドン(約4736億5442万円)に増額された。
政府は先月、プロジェクトをハノイ市行政に移管するVNRの提案を承認し、VNRは現在、その引き渡し作業を行っている。
2024年の工事完了期限はさらに遅延する可能性が高いと見られている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。