セミの幼虫を食べたベトナム人男性3人、深刻な症状で入院

2022年07月06日(水)13時58分 公開
セミの幼虫を食べたベトナム人男性3人、深刻な症状で入院

〈写真:Tuoi Tre〉

 

ベトナム中央高原に位置するダクラク省の地元男性3人が、先週末に行われた宴会でセミの幼虫を食べ、食中毒治療のために入院した。

 

中央高原総合病院は4日、3人の食中毒患者はいずれも入院時には深刻な状態にあり、うち1人は昏睡状態に陥って痙攣を起こしていたことを明らかにした。

 

同病院の診断結果によると、セミの幼虫を食べたことによる中毒で、アナフィラキシーショックであった。

 

地元男性3人は、2日に同省バンメートート市のレストランで開かれた宴会に5人グループで参加していた。

 

その際、グループの1人が自宅の庭で採ったセミの幼虫をレストランに持ち込み、加工した料理を食べた。

 

宴会後、5人は腹痛、嘔吐、下痢、めまいなどの症状に見舞われたが、そのうち37歳、46歳、48歳の地元男性3人が重体に陥り、病院に搬送された。残りの2人は自宅療養の末に回復した。

 

医師によると、入院した3人は危険な状態から脱したが、引き続き治療が必要な状態である。

 

セミの幼虫で生じる中毒には、蕁麻疹や発疹が出る軽いものから、呼吸困難や血圧低下などより危険な状態を伴う重いものまで、様々なレベルがある。

 

同病院は、セミの幼虫を食べた後に疲労感、胸の痛み、息切れなどの症状がある人は、すぐに入院し、適時検査と治療を受けるようにと助言している。

 

 

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