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ベトナム政府、民間投資による4空港の建設を検討・承認

2022年09月07日(水)10時34分 公開
ベトナム政府、民間投資による4空港の建設を検討・承認

<写真:VN Express>

 

ベトナム政府は北部と中部の空港を官民連携(PPP)方式で建設する計画を承認または検討している。

 

リゾート地サパがあるベトナム北西部ラオカイ省は、8月末にバオイエン(Bao Yen)郡にあるサパ空港の建設に着手した。

 

商業と軍事の両方に対応する同空港はエアバスA320・321および同サイズの航空機に対応し、年間150万人の旅客を受け入れることができるように設計されている。

 

フィージビリティスタディによると、プロジェクト費用は国費6610億ドン(約40億1786万円)を含む3兆6500億ドン(約221億8636万円)で、開発・資本回収期間46年2カ月を含む50年の運営期間を予定している。

 

また、北西部ソンラ省はナーサン空港の建設をPPP方式で行うように政府へ提案した。同空港はマイソン(Mai Son)郡にある放棄された空港を改修・拡張して建設が行われる。

 

プロジェクト費用は3兆ドン(約182億3537万円)以上の計画となっており、第1期で年間100万人の乗客と350トンの貨物に対応し、2030年までに完成予定の第2期では年間200万人の乗客と6000トンの貨物を輸送する予定である。

 

レ・バン・タイン副首相は先週、北西部ライチャウ省がライチャウ空港の建設をPPP方式で行うという提案を検討するように関係部門に指示している。

 

ベトナム政府は2021年末、中部クアンチ省にあるクアンチ空港をPPP方式で投資することを原則的に承認した。

 

同空港は軍民共用で国家予算3128億ドンを含む5兆8200億ドン(約353億7661万円)を投じ、年間100万人の乗客と3100トンの貨物を収容する予定である。第1期工事は2023年の第1四半期中に開始される。

 

交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)によると、空港インフラの投資コストは膨大で民間投資の動員を促している。

 

2021年末に交通運輸省は、ベトナムの民間空港22空港を2030年までに28空港、2050年までに31空港に増やし、そのうち14空港を国際空港にする計画を発表していた。

 

CAAVによると、上半期の航空部門の乗客数は2330万人で前年同期比74.2%増、2019年上半期に記録した数値の60%を満たしている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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